エネルギーを無駄なく、上手に使う省エネは、地球温暖化を防止するための大切な取り組みです。アローラホームでは、この省エネ性能を重視し、快適な住まいを実現するために工夫された設計が行われています。
 
アローラホームの省エネ性能
アローラホームでは、H28年省エネ基準住宅と比較するシミュレーションレポートを用意し、同基準の住宅とアローラホームの標準プランを比べることで、省エネ性能の高さを確認できます。この比較により、アローラホームの住宅が年間の水道光熱費を大きく節約できることがわかります。
 
1.高い断熱・気密性能：住宅全体の断熱性と気密性を高めることで、冷暖房の効率を向上させ、エネルギーの無駄を防ぎます。室内の温度を一定に保ちやすく、四季を通して快適な住環境が維持できるため、冷暖房費の節約にもつながります。
 
2.環境と家計に優しい設計：アローラホームの省エネ性能は、電気・ガス・水道といった光熱費を抑えるだけでなく、エネルギーの効率的な利用によってCO2排出量の削減も実現。これにより、環境負荷の軽減と家計の負担軽減の両立を図っています。
 
年間の水道光熱費の節約：標準プランでは、省エネ基準住宅と比較して、冷暖房費や給湯費などの光熱費を抑えることが可能です。これによって、毎年の生活費の削減が期待でき、長期的に見て家計にやさしい住まいづくりが実現します。
 
3.省エネと快適性の両立
アローラホームの住まいは、エネルギー効率が良く、環境に配慮しながらも快適な生活を送ることができるよう設計されています。高断熱・高気密の住宅性能に加え、省エネ設備の導入により、暮らしの中で省エネを意識することなく、自然とエネルギーの消費量を抑えることができます。
 
このようなアローラホームの省エネ性能については、シミュレーションレポートを活用して詳しく比較検証することができます。ぜひご確認いただき、エコで快適な住まいを体感してください。
 

1. 外皮性能

外皮平均熱貫流率（UA値）は、住宅の断熱性能を示す指標で、数値が低いほど断熱性が高いことを意味します。アローラホームでは、このUA値が0.53W/(m²・K)**であり、これは「HEAT20 G1基準」に適合しています。
 
HEAT20 G1基準について
「HEAT20 G1基準」は、日本国内における高断熱住宅の基準のひとつで、住宅の省エネルギー性能を高めるために設定されています。基準の内容は、地域ごとの気候条件を考慮したもので、G1基準に適合する住宅は、断熱性能が優れているとされ、冷暖房の効率を高め、省エネルギーで快適な室内環境を実現できます。
 
UA値 0.53W/(m²・K) のメリット
UA値が0.53W/(m²・K)という数値は、断熱性能が高く、室内の熱損失を抑えられることを示しています。このレベルの断熱性能を持つ住宅では、外気温の影響を受けにくいため、冷暖房効率が向上し、年間のエネルギー消費が抑えられることで、光熱費の削減につながります。また、室内の温度変化が緩やかになるため、1年を通して快適な住環境を保つことができます。
 
このように、アローラホームの住宅は、HEAT20 G1基準に適合する優れた断熱性能を持っており、快適性と省エネルギー性を両立した住まいの提供を実現しています。
 

2. 一次エネルギー消費量

アローラホームの設計一次エネルギー消費量は年間71.8GJで、省エネ基準値から20%以上の削減となっており、「ZEH Oriented（ゼッチ オリエンテッド）」の一次エネルギー消費量基準に適合しています。
 
ZEH Orientedとは
「ZEH Oriented」とは、「ゼロ・エネルギー・ハウス」の中でも、再生可能エネルギー（太陽光発電など）を導入しないものの、高断熱化と省エネ設備により、エネルギー消費量を大幅に削減する住宅のことを指します。通常のZEH住宅が「創エネ（再生可能エネルギーの活用）」も含むのに対して、ZEH Orientedでは「省エネ」に特化しているのが特徴です。
 
省エネ基準値から20%以上削減のメリット
アローラホームが設計一次エネルギー消費量で省エネ基準値から20%以上削減しているということは、冷暖房、換気、給湯、照明などのエネルギー消費が抑えられ、環境負荷を低減できることを意味します。これにより、年間の光熱費が削減され、家計にも優しい住宅となります。
 
このような設計により、アローラホームは快適な住環境と経済性、そして地球環境への配慮を実現しています。
 

3. ゼロエネルギー住宅のために必要な太陽光発電量

こちらでは、住宅のエネルギー消費量に対する太陽光発電の容量を知ることができ、以下の3つの住宅タイプに合わせて最適な容量が確認できます。
 
エネルギー消費量住宅
　通常の住宅の年間エネルギー消費量をカバーするために必要な太陽光発電容量を示します。これは、住宅内で使用する冷暖房、給湯、照明、家電などのエネルギーを賄うための基準となります。
 
光熱費ゼロ住宅
　光熱費ゼロ住宅は、電気・ガスなどの光熱費をゼロにするための太陽光発電容量を示します。この容量を確保することで、光熱費の負担を抑え、経済的なメリットを享受することが可能です。
 
水道光熱費ゼロ住宅
　水道光熱費ゼロ住宅は、水道料金と光熱費の両方をゼロにするために必要な太陽光発電容量を示します。太陽光発電システムによる電力の自給とともに、省水機器の導入などによって、水道料金の負担も抑えられる住宅です。
 
これらの情報をもとに、それぞれの住宅タイプに合わせた太陽光発電容量の導入を検討することで、エネルギーコストの削減や環境への負荷軽減などのメリットを最大限に活用することができます。
 

4. 各省エネ関連基準への適合状況

このグラフでは、縦軸が省エネと経済性、横軸が健康・快適性を表しています。グラフの上に行くほど省エネ性能が高く、より経済的な住宅であることを示しており、光熱費の削減や太陽光発電の導入などにより、エネルギー消費を抑えた住宅が位置します。
 
一方、グラフの右に行くほど健康で快適な住宅であることが示されており、高い断熱性や気密性、採光・通風の工夫によって、住まう人の健康や快適な生活環境を提供する住宅が位置します。
 
つまり、グラフ上で右上に位置するほど、省エネ性能が高く経済的でありながら、健康で快適な住まいであることを示すグラフになっています。このような指標を活用することで、エネルギーの効率性だけでなく、暮らしの質を向上させる住宅のバランスを考えることができます。
 

5. ランニングコスト

アローラホームの住宅は、比較住宅と比べて年間で71,860円の光熱費が節約できる設計となっています。これは、家計への負担を軽減するだけでなく、長期的な視点でも大きな節約効果をもたらします。35年間のランニングコストを比較すると、その差額は約401万円にもなり、非常に大きな差が生まれることとなります。
 
こうした長期的な節約効果は、住宅の断熱性能や省エネ設計によるものです。住み始めた当初からランニングコストの低さを実感でき、将来的にも光熱費を抑えられるため、経済的なメリットが持続するのが魅力です。
 

6. 各省エネ関連基準の概要

ここからは各省エネ関連基準の概要となります。
 

6.1 省エネルギー基準

6.2 ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）

6.3 HEAT20 G1/G2/G3

 
HEAT20 G1基準に適合したアローラホームは、省エネで経済的、かつ健康で快適な住まいを実現しています。ぜひ、この断熱性能に優れた住まいで、エネルギー効率の良い、心地よい暮らしを手に入れてみませんか？